少しずつ記憶を遡って

こんにちは!

今日は9年くらい前から今に至るまでの事を忘れないために書き起こしてみようと思います。また、同じ病気の方や診断がつかず悩んでいる方の参考になれば・・・とも思います。

まずは、その病気について。私は『家族性地中海熱(FMF)』という指定難病の病気です。診断がつくまでに約9年かかりました。う~ん・・・長かった💦

長くなるので少しずつ分けて載せますね。

 

<約9年前>

その日は付き合っていた彼(現在の夫)の誕生日でした。夕食をしていると異常な寒気が襲ってきました。

「え・・・風邪?もしかしてインフルエンザ?熱っぽいし」

そう思いながら、その日は早めに帰宅し、熱を測ると39.7℃😨そのまま解熱鎮痛剤(生理痛用)を飲んで寝ました。

次の日にはほとんど熱もなくいつも通り元気でした。

「昨日の熱は何だったの?」

と考えながらも元気だったのですぐに忘れてしまいました。

 

そして2~3週間後にもまた高熱が。その時は解熱鎮痛剤を飲まずにかかりつけ医のところを受診しました。そこでインフルエンザの検査をするも陰性。

発熱と悪寒、下半身の倦怠感以外の症状はなく、先生にこの前も高熱が出たことを伝えると・・・

「そうか~😓ちょっと面倒だけど暫く熱型表をつけてみて。咳も出ないし周りに風邪の人がいない。原因がよくわからないものを『不明熱』って言うんだよ。とりあえず血液検査しておくから1週間後にまた来て」と先生。

毎日熱を測り続けること1週間。その間も熱は上がったり下がったり。

そして再診日。

看護師:「今は熱がありそう?」

私:「あんまり気にならないので、熱はないかも」

看護師:「一応測ってみて」

 ピピピッ♪

看護師:「・・・熱、あるね(笑)37.7℃。大丈夫?」

私:「あれ💦自分ではよくわからなかったです😓」

しばらくして診察室に呼ばれました。

先生:「ちょっと!熱あるじゃん!仕事してたの?」

先生:「血液検査はCRP(炎症反応)が高かったよ。やっぱり何かあるかもね」

私:「仕事が忙しくて~それに熱型表にあるように上がったり下がったりの繰り返しで体が慣れてきたのかも(笑)」

先生:「詳しく検査した方がいいから、〇〇病院紹介するよ!予約はいつでもいいよな!悪いか?・・・いいな!早い方が安心だし」

私:「あはは😊じゃあ先生にお任せします」

そうなんです。お気づきかもしれませんが、この先生、ザ・町医者な感じでちょっと面白い先生なんです。もちろん都合が悪ければ予約は患者に合わせてくれますが、ポンポン!と話が進む先生なのです。先生は自分ではわからないと判断すれば「悪いけど俺にはわからんから、ここの病院に行ってくれ!」と潔さも半端ない(笑)

 

さて、長くなりましたので続きは次回に・・・

お付き合いいただきありがとうございました🎵